2019年GWに決行したキャラバンNV350での四国車中泊旅。旅の終わりとなる4日目は徳島県鳴門の渦潮を鑑賞して帰路につきます。鳴門の渦潮を鑑賞する際の注意点、おすすめのスポットについてご紹介していきたいと思います。
目次
鳴門公園駐車場
前日は徳島県美馬市の道の駅「みまの里」で車中泊しました。
参考:道の駅みまの里
「みまの里」は2018年オープンということでとてもきれいな道の駅。車中泊客も少なく快適な朝を迎えました。
売店が開くのを待ちたいところですが「みまの里」を出発し、鳴門公園駐車場を目指します。けっこう混雑するそうなので早めの移動です。
AM8:00前でしたが警備員さんがいて、車を停めることができました。
鳴門の渦潮が見える場所
大きな渦潮が見るためには時間と場所が重要になってきます。
大潮の時期で、干潮、満潮のタイミングで行けるように計画すること。
渦潮を見るポイントとして主に以下の場所があります。
- POINT
- 観潮船クルーズ
- 大鳴門橋の下を歩く『渦の道』
- 千畳敷展望台
- 橋を見下ろす『エスカヒル鳴門』
渦潮に近い順に並んでいます。渦潮に近い程、迫力が増し満足度は高いです。観潮船クルーズは見頃の時間帯から予約が埋まっていくので、早めの予約が必要。他は気軽に行けますので『渦の道』がおすすめです。
大鳴門橋架橋記念館エディ
この日の干潮はPM12:10でした。時間はたっぷりあるのでエディで渦潮について学習します。
架橋記念館だけあって橋についてもたくさんの展示がありました。明石海峡大橋は『世界最長の吊り橋』として、瀬戸大橋は『世界一長い鉄道道路併用橋』としてそれぞれギネス登録されています。
一級河川吉野川に架かるについても丁寧に解説されています。
『エスカヒル鳴門』から渦潮を見る
エディの見学を終えましたが干潮までまだ時間はあります。エスカヒル鳴門までは鳴門公園駐車場前の建物から全長68mのエスカレーターで向かいます。展望棟にはレストランも営業。屋上が展望台。
渦潮は潮流によってできますので干潮と満潮では発生するポイント(向き)が異なります。干潮時は徳島県側から見て大鳴門橋の右側に渦が発生していました。
ちょうど橋に隠れるため『エスカヒル鳴門』から渦潮を見るときは満潮時の方が良く見えそうです。
『渦の道』から渦潮を見る
いよいよ本命の『渦の道』へと向かいます。
中は風が吹き抜けており肌寒さも感じます。ところどころ床がガラスとなっていて渦潮を真上から鑑賞できます。
渦の道は大鳴門橋の橋桁下部に設置された450mの遊歩道および展望スペースです。
よく橋の下にこんな施設がと思いましたが、もともとは四国新幹線を通すためのスペースを活用したのだそう。明石海峡大橋が単独道路となってしまい、橋を渡る新幹線は実現しなくなりしたが、『渦の道』としての有効活用はとても素晴らしいと思います。
千畳敷展望台から渦潮を見る
千畳敷展望台はこれまで紹介した中では唯一無料の施設です。『エスカヒル鳴門』とは逆に大鳴門橋の右側から観賞しますので干潮時はこちらから見るのもおすすめです。
渦潮の観潮ポイントのまとめ
- POINT
- 大潮の時期、干潮、満潮のタイミングを狙う
- 大迫力で見るなら観覧船クルーズを早めに予約しよう
- 気軽に見るなら『渦の道』がおすすめ
- 距離があるスポットも大鳴門橋の景観は一見の価値あり
渦潮は干潮、満潮時の前後2時間が発生しやすいタイミングとなります。時間に余裕があるなら複数のスポットを回ってみることをおすすめします。
四国車中泊旅はこれで最後。干潮の余韻を残し、四国を後にします。総走行距離は1,300km。渋滞に巻き込まれることもなく、天候にも恵まれ最高の車中泊旅行となりました!