キャンプに求めるものは人それぞれですが、設営にかかる時間の短縮は共通のテーマではないでしょうか?キャンプで設営に時間がかかるものといったらやはりテントかなと思います。。今回はワンポールテントだと設営が楽になるのか、設営時間短縮になるのかを確認してみました。場所は岐阜県高山市の飛騨たかね野麦オートビレッジキャンプ場です。
目次
ワンポールテントの魅力
我が家ではキャンプデビュー以来LOGOSのPANELスクリーンドゥーブルというテントを使用してきました。 こちらは一般に2ルームテントと呼ばれるテントです。こちらとワンポールテントでの使用感、設営時の手間や労力等を比較してみたいと思います。
スクリーンドゥーブル(2ルームテント)のメリット・デメリット
LOGOSのPANELスクリーンドゥーブルというテントは前室も広く、アレンジも多彩なのでとても使い勝手が良いのですが、毎回設営が大変なところが最大のネックでした。
スクリーンドゥーブルの魅力はなんといっても多彩なアレンジだと思います。前室をスクリーンタープのようにも使用できますし、パネル部分を跳ね上げれば開放的に使用することもできます。2泊3日くらいで家族で使用するのなら本当にオススメしたいテントです。
スクリーンドゥーブルの設営が大変だと思う点は以下のようなところです。
- ポールの本数が他のテントと比べて多い。(計10本のポールを使用している)
- 構造が複雑で一人で設営するのが難しい。
1泊でのキャンプの場合はとにかく時間がありません。移動も兼ねて昼からのチェックイン、夕方の明るいうちから夕食を準備しようとすると、下手したら自由な時間はほとんどなく、設営と料理に追われるだけのキャンプになってしまいます。(設営と料理を楽しむのもキャンプではありますが)
そこで上記のようなデメリットを回避するため、ワンポールテントを導入しました。
今回使用したテント【LOGOS】ナバホTepee300
今回使用するのはナバホTepee300です。
テント設営の際、使用するポールの数が少なくなればその分設営が簡単かつ、設営にかかる時間も短縮できるはずです。Tepee300は家族4人で使用するには手狭です。我が家では主に子供2人が使用するテントとし、大人はキャラバンで車中泊をするスタイルにすることにしました。
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【LOGOS】ナバホTepee300の使用感
Tepee300の設営は子供たちにお任せ
時短といっている割に今回明確な設営時間の比較はできておりません。というのもワンポールでこのサイズ感ということで、設営は子供たち(長男小6と次男小3)にお任せしたからです。設置場所やテントの向き、簡単な手順を説明して、後は子供たちでペグ打ちまで実施してもらいました。
子供2人での設営でおよそ30分ほどかかりました。大人がやればもう少し早かったでしょうし、今回も大人はその間にタープやキッチンの設営を進めていましたので、並行して作業を行った分、十分時短になったといえます。
Tepee300の居住性
居住空間のサイズとしてはメーカー表記で300×250となっていますが、実際は6角形の空間となりもう少し狭さを感じます。テント内に荷物を持ち込むと家族4人での就寝はけっこう狭いと思います。子供含めた家族3人、または2人での利用がおすすめです。
ベンチレーションは天井に2か所あります。インナーテントのドアはメッシュにすることができますので風通しは良さそうです。
撤収と収納
ワンポールテントは撤収のしやすさや、収納時の省スペースという点でもメリットがあります。
ポールをテントのスリーブに通すタイプのテントだと、抜くときもけっこう手間だったりします。(ポールがスリーブの中で分割してしまったりとか)
ワンポールテントはスリーブを通す、抜くというオペレーションがないので、立てるときもたたむときもとても楽だと感じます。
収納スペースもスクリーンドゥーブルと比べると1/3程度で済みます。車の荷物を減らしたいときにも有効ですね。
意外とペグ打ちが多いのがデメリット
ちょっと盲点だったのがペグ打ちの数が意外と多かったこと。Tepeeは計18本のペグ打ちが必要なんですが、意外と多いですよね。
- インナーテント用 × 6本
- フライシート用 × 6本
- ロープ用 × 6本
スクリーンドゥーブルはフライシートに8本、ロープ6本の計14本なのでスクリーンドゥーブルより多いですね。これに関してはインナーテントとフライシートのペグを共通化してしまうという裏技もあるようですが。子供がペグ打ちを楽しんでいるうちはいいかな。
以上、【LOGOS】ナバホTepee300のご紹介でした。
ここからはこの時利用させて頂いた、岐阜県飛騨たかね野麦オートビレッジどの様子をお届けします。
飛騨たかね野麦オートビレッジ
岐阜県高山市、乗鞍岳のふもとにあるキャンプ場です。
受付を済ませて入場します。サイトは決まっておらず、空いているところを自分たちで決めてよいとのこと。さっそくキャンプ場内をぐるっと探検して、自分たちのサイトを探します。
場内はとても広いです。けっこう空いていたことから2サイトが連なった区画に決定。他のサイトとは高低差があり、プライベート感も十分です。
設営を時短した後はのんびりタイム
ワンポールテントの導入が功を奏し(子供たちのがんばりもあり)、1時間ほどで設営が完了しました。さっそくのんびりとおやつを頂きます。
スーパーで売っているチンする用の肉まんをホットサンドメーカーで焼きます。
調理もカセットコンロを使えばお手軽に済ませることができますよ。
ハンモックで極上癒しタイム
とにかくキャンプではのんびりすることが一番。
木につけるようなハンモックもいいですが、どこでも設置できるのもこれもまたお手軽でいいです。自宅でも使用できますしね。
まとめ
今回はロゴスTepee300をご紹介させて頂きました。ワンポールテントもさまざまなものがありますので是非皆さんもご自分にあったものを探してみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。
- POINT
- ワンポールテントは設営時間短縮において十分検討の価値があります。
- あまり大きなサイズでなければ子供でも設営可能。
- ペグは意外と本数が必要。(ロゴスTepeeの場合は18本)