NV350キャラバンを購入する目的のひとつに車中泊を挙げる人も多いのではないかと思います。でもいざベッドキットを選ぼうとするとたくさんの種類があってどれが良いのか迷ってしまうのではないでしょうか?
実際に我が家が当時検討したものも含めて、タイプ別におすすめのベッドキットをご紹介します。
目次
ベッドキットを選ぶ際のポイント
値段やデザインよりもまず先に確認すべきポイントについておさらいします。主には以下の3点です。
- POINT
- キャラバンの車種(サイズ)
- キャラバンの型式(グレード)
- その他オプションの有無
キャラバンの車種(サイズ)
キャラバンには3種類の大きさの車種が展開されています。
- 標準幅×ロングボディ
- 標準幅×スーパーロングボディ
- ワイド幅×スーパーロングボディ
当然車体に合わせたベッドキットを購入する必要があります。中にはそのサイズ限定でしか展開されていないベッドキットもあるので注意してください。
まだキャラバンの購入自体もこれから、という方はこのあたりも考慮して車種を検討するのも良いと思います。
キャラバンの型式(グレード)
2012年6月より前はE25と呼ばれる型式のモデルとなります。それ以降がE26。またE26も2017年7月ビッグマイナーチェンジが行われています。必ず型式ごとの適合についてはメーカーに確認をしてください。
その他オプションの有無
オートスライドドアやリアヒーター(オプションはグレードにより異なります)は荷室の形状が変わる場合があります。
プレミアムGX向けのベッドキットでもオートスライドドアオプションは適合していなかったり、別途料金が発生するケースがあるのでこちらも型式と合わせて必ずチェックしてください。
ベッド取り付けの方式について
基本はラゲッジユーティリティナットで足場を固定し、上からマットを敷くのが一般的です。この足場となる部分にいくつかのパターンがあり、各ベッドキットの個性となっています。
ベッドキット主な取り付けパターン
- フレームレール式
- ボックス式
- 跳ね上げ式
この足場のパターン別におすすめのベッドキットをピックアップしましたので参考にしてみてください。
おすすめのベッドキット
フレームレール式
オーソドックスで比較的安価な商品を選択できるタイプです。レールの高さを好みで調節できる形になっています。まずは我が家が使用しているものから。
ボディライン オリジナルベッドキットタイプⅡ
家族4人で車中泊したいと考えたとき、1列目のすぐ後ろからフラットな空間になれば良いと考えました。このベッドキットは4枚あるうちの1枚のマットを1列目と2列目のシートの間に配置することでそれを実現してくれます。
足場となるレールは伸縮が可能。2列目シートを完全に後ろに倒すことができます。
我が家のNV350キャラバン車中泊仕様詳細はこちら
キャラバンの車中泊仕様紹介!家族4人で快適車中泊!?
ボディライン オリジナルベッドキットタイプⅠ
同じくボディラインから。2列目シートを倒してフルフラットにするのはタイプⅡと同様。タイプⅡとの違いは2列目シートを左右別々にフラットにできるところ。
2列目シートを左右別々にリクライニングできるのはキャラバンならではの利点。シートアレンジのバリエーションが広がります。
ユーアイビークル マルチウェイベッドキット
こちらもレールを伸縮でき、2列目シートを後ろに全倒しできるタイプです。マットの種類をレザーかモケットから選択することができます。
ボディラインとの違いはマットが3枚となっているところ。このマットは左右のレールの隙間に跳ね上げて収納できる設計になっています。
MGRCustoms 車種専用ベッドキット
ハイエース、キャラバンを始め、様々な車種のベッドキットを扱う専門店「MGRCustoms」。
コストパフォーマンスピカ一の逸品。値段で決めるならこれ一択です。ただしレールの伸縮はできないため、2列目シートを後ろに全倒しすることはできません。変わりに前に倒して空間を作るタイプになります。
ボックス式
続いて足場がボックスのタイプ。足場がボックスになることのメリットは細々したものを目隠しして収納できる点。サブバッテリーやFFヒーターを導入する場合、配線ごとボックスに収納することができます。
hyog ボックスタイプベッドキット
左右のボックス幅が比較的広いタイプのベッドキットです。中央の6枚のマットはボックスの中に収納可能。トランポとしてバイクや自転車を積んだり、左右のボックスを対面のベンチとして使用することができます。
クラフトプラス CP100ベッドキット
今回紹介した中では一番高額なベッドキット。
hyogと比べると左右のボックスがスリムになっており、ベッド下の収納スペースを広くとれるようになっています。中央のマットは跳ね上げて収納すればキャラバンの積載力を発揮できます。
リアヒーターの吹き出し口を塞がない設計、豊富なカラーバリエーション。機能性、デザイン性にこだわる方におすすめです。
跳ね上げ式
マット自体が縦ではなく左右に分割されており、跳ね上げて収納できるタイプです。キャラバン本来の積載力をいかんなく発揮できます。
トランポプロ 片面跳ね上げベッド
左右それぞれが独立しているため片方を跳ね上げて片方をベッドにという使用方法も可能。写真は右側のみですが、左右両面に取り付けることができます。バイクや自転車のトランポを検討している方にもおすすめです。
最後に
いかがでしたか?ベッドキットがあれば車中泊が楽しく快適になること間違いなしです。
積載する荷物や家族構成をシミュレーションしながら、ご自身の趣味や用途に合うベッドキットを探してみてください。
♪こちらの記事もオススメです♪
【車中泊の始め方】子供と一緒に車中泊で旅行やアウトドアを楽しもうキャラバンの車中泊仕様紹介!家族4人で快適車中泊!?
【もっくる新城】家族で初めて車中泊!鳳来寺山を登山して参拝!
NV350キャラバン【ユーアイビークル】製フロアマットレビュー
NV350キャラバン【アイズ】マルチシェード・ロールバグネットレビュー
NV350キャラバンをドレスアップ!17インチホイールの乗り心地は?
キャラバンを選ぶ理由!【安全?快適?】ハイエースより良いところ
セレナからキャラバン乗り換え!サイズ、乗り心地はどう変わる?
NV350キャラバンのデメリット!乗ってわかった残念だったところ