NV350キャラバンのデメリット!乗ってわかった残念だったところ

NV350キャラバンのデメリット!乗ってわかった残念だったところ
2021年10月7日

乗用車からキャラバンへの乗り換えを検討されている方は、キャラバンにどのようなデメリットがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか?セレナからキャラバンに乗り換えた我が家が、「ここは残念だった」と感じている点について記載したいと思います。

※個人の所感であり、許容できないほどのデメリットではないことを先に申し上げます。あくまで購入を検討されている方に向けて、乗ってみたらこんなことも分かったよという参考レベルの情報を記載しています。

NV350キャラバン乗ってわかったデメリット

我が家も購入前の試乗で騒音や乗り心地についてはある程度の覚悟をしていました。ですので騒音、乗り心地についてはここでは割愛をさせて頂きます。気になる方は以前セレナとキャラバンを比較した記事がありますのでそちらをご覧ください。

参考:セレナからキャラバン乗り換え!サイズ、乗り心地はどう変わる?

それでは日々の生活の中で感じた、乗ってみてわかったデメリットについて紹介します。

運転席への乗り降り(助手席も)

これはハイエースも同じだと思いますが、バンという車の性質上、運転席、助手席はタイヤのほぼ真上、乗用車と比べてかなり高い位置にあります。このため乗り込むのに少しコツと言いますか、若干の慣れが必要になってきます。

それ自体は試乗をすれば分かることなのですが、それによって起きる弊害として、ドアをある程度開かないと乗り降りがしづらい、つまり、駐車自にドアを開くスペースが乗用車より多く必要ということがわかりました。

自動車のドアは開いたときに、ドアが止まるポイントが2か所、段階的に設けられているのが一般的かと思います。その第1段階で止まる箇所を「半開き」とします。乗用車の場合は、狭い駐車場では「半開き」まで開かなくても手でドアを抑えながら乗り込むことができます。座席が低い位置にあるため、半身の状態から座席に座ることができ、狭いスペースで乗り込むことが可能です。

キャラバンの場合ですと、ドアを抑えながら乗ることが難しく、「半開き」まで開いた状態でないと乗り降りが難しいのです。

NV350キャラバン運転席

乗り込む際は上の写真のように右手で上部の取っ手を持ち、右足を下部のステップにかけてよっこいしょと乗り込みます。このため、ドアを片手で抑えながら乗り込むことが容易ではありません。(個人の体格や身体能力にもよるかもしれません)乗用車では半身の状態で乗り込むことができたのに対し、キャラバンでは右足をタイヤの前のステップにかけているため、体の正面から乗り込むためのスペースが必要になってきます。

NV350キャラバン運転席

降りるときは上の写真のグリップに右手をついて、ぴょいと飛び降りる感じです。なので降りるときは左手でドアを抑えることは可能なのですが、飛び降りたときの勢いで開いてしまうことがあるので注意です。

上記の理由でキャラバンで乗り降りするときは最低限ドアを「半開き」にできるスペースは確保したいところ。それでも狭い駐車場に停めなければならないときのちょっとしたコツをご紹介します。

    POINT
  • 隣がコンパクトカー、またはセダンタイプの場所を選ぶ
  • 隣がミニバンの場所は避ける
  • 隣がミニバンになってしまった場合は少し前にずらして駐車する

ハイエースやキャラバンの場合は、他の車と比べてドアの位置が車体の前面、かつ上部についています。このため隣がコンパクトカーやセダンタイプであれば車と車の間は狭くても、ドアは干渉することなく「半開き」状態にできることが多いです。

隣がミニバンだった場合は注意が必要です。キャラバンのドアをちょうど「半開き」に開いた位置に、ミニバンのサイドミラーが干渉してしまうことが多いです。これはアルファード等の大型のミニバンになると、さほど狭くもない駐車場でも起きる可能性があります。という訳でミニバンの横は避けるのが吉です。

とはいえやはりどうしてもミニバンの横に停めなければいけないシチュエーションも出てきます。その場合は車を少し前にずらしてみると良いです。そうすることで隣の車のサイドミラーに干渉しなくなり、乗り降りがしやすくなることがあります。駐車枠をはみ出ることが気になってしまう場合は、なんとか車内で後部座席に移動してスライドドアを利用するしかないですね。

缶コーヒー(缶の飲み物)はNG

私はキャラバンに乗る前は高速等のロングドライブの際は缶コーヒーを飲むことが多かったのですが、キャラバンに乗ってからはフタの閉まらないドリンクを持ち込むことは家族も含めて禁止にしました。理由は走行中こぼれるからです(笑)。

最初の頃は何回か缶コーヒーを持ち込んでいました。運転中は気づかなかったのですが、停車したときに汚れていることに気づき、運転中の揺れで中身が飛び出していることが分かりました。

NV350キャラバンドリンクホルダー

これはもう宿命というしかないと思います。キャラバンに缶はNG!ペットボトルなどフタのあるドリンクを持ち込めば済む話です。

今後キャラバン購入を検討されている皆さんに同じ過ちをしてほしくないのでもう一度あえて言います。

キャラバンに缶は厳禁!飲み物はペットボトルにすべし!

(でも運転中に飲む缶コーヒーが好きなんですよね~。)

後部座席でオーディオが聞こえづらい

運転席にいると気づきませんが、後部座席の子供達からオーディオが聞こえづらいとクレームがありました。キャラバンプレミアムGXは4スピーカー仕様です。そんなに聞こえづらいことはないはず。

確認すると、後部のスピーカー位置に問題がありました。

NV350キャラバンスピーカー

上の写真をご覧ください。思わず「え?そこにいたの?」と突っ込んでしまいそうです。

写真だと分かりづらいですが、荷室の外から手が届くほどの距離に位置しています。そもそも座席から遠いうえに、ベッドが被っとる・・・!このスペースって上の写真のように寝袋とか、カバンを置いたりして、完全に塞がれてしまうんですよね。そりゃあ音が聞こえないわけだ。

一体なんでこのような設計なんだ!?と言いたくなりますが、この問題はハイエースも同様のようです。これは外付けのスピーカーで対応する他なさそうです。(我が家は今のところ、音量調整だけで対応しております。)

キャラバンは壊れやすいのか?

キャラバンのデメリットと聞くともしかしたら「壊れやすい?」というイメージを持った方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家がキャラバンを購入してからの3年間は特に故障ということはありませんでした。リコールは2回くらいあったと思いますが、現在のところ特に不調は感じません。

これからも大事に乗り続けたいと思います。

最後に

いかがでしたか?まだ購入を検討されている方向けに、私が当時試乗だけではわからなかったデメリットと感じるところについて記載してみました。これから購入される方の参考になりましたら嬉しいです。

でも読み返してみますと、大したデメリットではありませんね(汗)。これからも少しクセの強いキャラバンと楽しんでいきたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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