ポータブル電源で防災へ備えよう!ソーラーパネル付きアイテムの紹介

ポータブル電源で防災へ備えよう!ソーラーパネル付きアイテムの紹介
2019年12月20日

皆さん災害への備えはできていますか?水と食料なら多少・・・という方も多いのではないでしょうか。

近頃、地震や台風による停電が相次ぎ、電気の備えが一段と注目を集めるようになっています。最近の住宅はソーラーパネルと蓄電池をあらかじめ備えたものが主流になりつつありますが、後から設置するにはかなり高額な投資です。

そこでキャンプや車中泊にも使用つつ、いざというときに防災の備えとしても使用できるポータブル電源を探していました。

大容量、高出力 SUNGZU APS100ポータブル電源

先日(2019年12月8日)愛知国際展示場で開催されたFIELDSTYLEというアウトドアイベントに遊びにいきました。

アウトドアのイベントですが防災を意識したブース、商品もところどころ確認することができたのが印象的。

その中で池田自動車さんのブースに展示されていたのがこれ。
SUNGZU APS100ポータブル電源

バッテリー容量1000wh、AC出力1000wというのはポータブル電源で初めて見るスペック。そしてバッテリーだけでなくポータブルソーラーパネルもオプションとして使用することができるのです。

バッテリー容量1000whというのは一般的な4人用の冷蔵庫で20時間ほど稼働できる容量です。これならアウトドアだけでなく、災害時の備えとしても頼りになるかも。

今回FIELDSTYLEの展示ではバッテリーよりもソーラーパネルが先に売れてしまったそうです。

そこで展示用に残っていたソーラーパネルを若干お値引きしてもらい購入させて頂けることになりました。こういうところもFIELDSTYLEの醍醐味かなと思います。

池田自動車さん、ありがとうございました!

APS100の充電方法

専用の充電アダプターを使用するとおよそ6時間ほどで満充電となります。

またはポータブルソーラーパネルからも充電が可能。別売りソーラーパネルとなりますがこちらも高出力なのが良いところ。

SUNGZU APS100ポータブル電源
右が折りたたんだ状態のソーラーパネル
SUNGZU APS100ポータブル電源
ソーラーパネルを展開して充電しているところ
SUNGZU APS100ポータブル電源
ソーラー充電中の液晶パネル 29.9vの入力
SUNGZU APS100ポータブル電源
室内で31.1vの入力

説明書によるとソーラーパネルからは晴天でおよそ10時間で満充電となるようです。折りたためば持ち運びもらくらくなのでアウトドアでも気軽に使用できそう。

ただし自動車12Vからの充電はできません。なので走行充電をするためには専用アダプターを経由させる工夫が必要です。こちらについては別の機会に試してみたいと思います。

出力1000wの安心

APS100は定格消費電力1000w未満の電化製品が使用できます。出力は以下の内容。

  • USB出力 4ポート 5V / 3A(最大)
  • DC出力 2ポート 12V / 8A(最大)
  • AC出力 1000W(ピーク電力2000W)110V / 1000W / 60Hz

スマホの充電はもちろん、ドライヤーや掃除機だって使用可能。

液晶パネルでバッテリー容量を確認

バッテリー容量は5段階で確認できます。液晶パネルでの目視のほか、残容量が30%を切るとアラームによる警告があるようです。

残容量の他に温度、出力電圧の確認ができます。

SUNGZU APS100ポータブル電源
USB充電を使用中

DC電源を出力している間は電圧の数値の横が点滅します。上の写真はUSB 5Vの横が点滅しているところ。

その他のスペック

バッテリーサイクル寿命は約800回とあります。これはどう考えたらいいんだろう。家庭用の蓄電池のサイクルが15~20年らしいので同じくらい使えるとうれしいのですが。

重さは本体が11.5kg、ソーラーパネルが2.5kgです。持ち運びはそんなに苦にならないですね。

最後に

キャンプ、車中泊にも使える災害への備えとして、ソーラーパネル付きのポータブル電源を紹介させて頂きました。もちろん災害自体に警戒をしなくてはなりませんが、被害を受けた後のストレスをいかに緩和できるかが今とても注目されています。

我が家も防災について見直す良いきっかけとなりました。普段はアウトドアを楽しみつつ、いざというときにも使えるアイテムを探してみるのもおもしろいかもしれません。