2020年9月、車中泊登山に行ってきました!場所は千畳敷カールまでロープウェイで一気に登れる木曽駒ヶ岳。メンバーはいつものように父(私)、母(奥様、ともに40代)、長男小6、次男小3(当時)です。
目次
菅の台バスセンター駐車場で車中泊
参考:菅の台バスセンター
菅の台バスセンターからしらび平までバスで約30分、しらび平からはロープウェイで千畳敷カールまでおよそ7分30秒です。2,612mまで一気に標高をあげます。木曽駒ヶ岳は2,956m、往復およそ4kmのコースとなります。
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菅の台バスセンター
こちらは中央道駒ヶ根ICからおよそ5分とアクセスは抜群です。土曜の24時頃に到着しましたが、駐車場は早くも7割ほど埋まっていました。
まわりの迷惑にならないよう、そそくさとキャラバンを車中泊モードにして就寝。バスの始発は5:00。朝に備えます。
結局起床は6:00。寝過ごしました!チケットを購入してバス待ちの列に並びます。
列で待っていると、通常30分間隔のところ、混雑緩和のため9分間隔で運転しているとのこと!このご時世にありがたいですね。15分ほどの待ち時間で乗車することができました。
ロープウェイで千畳敷カールへ
ロープウェイも同じく9分間隔で運転しており、バス同様15分ほどの待ちでのることができました。我が家は運良くロープウェイ最前列へ。
ロープウェイから眺めていると、景色が見る見る黄葉していくのが分かります。中腹にある傾斜の一番きつい岩肌を越えると鮮やかに色付いた木曽山脈が飛び込んできます!
千畳敷カール
ロープウェイ終着は2,612m、7:30の外気温は11℃となっていました。さすがに肌寒いです。まずは標高に慣らすため、持参したコンビニおにぎりで朝食&準備体操です。千畳敷カールには日本1標高が高いホテルが併設されており、売店やレストラン、きれいなトイレは登山者も利用することができます。
カールとは氷河が年月をかけて山肌に侵食してできた地形のことだそう。つまりいまはカールの底にいる、といったところ。
いきなり難関、八丁坂
みなさん、お馴染みの千畳敷カールの写真ですが登山者がどこを登っているかわかりますか?
遠くから見るとかなり急に見えますがここを登っています。
9:00 八丁坂の手前にはこのような看板が。もし登山に自信がないという方は千畳敷カールの遊歩道を散策するコースをおすすめします。1周およそ40分ほどのコースですが、フォトスポットがたくあります。
八丁坂は写真でもわかる通り傾斜があり、コロナ禍の運動不足もあってか、かなりきつかったです!くねくねと蛇行しながら高度をあげます。
10:00 八丁坂を登ると乗越浄土という稜線にでます。左手に険しい岩肌を見せるのがカール側からずっと見上げていた宝剣岳、右手の緩やかな稜線が木曽駒ヶ岳への通過点、中岳です。
乗越浄土では宝剣山荘があり、Tシャツや手拭いなどのお土産を購入できます。こういった山でのグッズを増やして行くのも登山の楽しみのひとつですね。
乗越浄土で絶景を堪能したら、中岳、木曽駒ヶ岳を目指します。次男小3はなんとここでリタイヤです。母と一緒に待機します。八丁坂を登って疲れたかな。よく頑張りました。
10:50 中岳までくるとようやく木曽駒ヶ岳山頂を見ることができました。頂上山荘前のテントが色鮮やかに映えます。
11:20 長男と二人で木曽駒ヶ岳登頂しました。少し雲がでてしまいましたが3000m級アルプスの頂上は格別です。頂上山荘で美味しいおでんを頂きました。
帰りは来たルートを戻ります。行きはずっと見上げていた八丁坂。下りは見晴らしよい景色を眺めながらの下山となりました。
13:30 千畳敷ホテルでお土産を購入後、下りのロープウェイに乗車します。
紅葉の千畳敷カール、体験できて本当によかったです。またいろいろな季節に訪れてみたいと思いました。