立山とは富山県、飛騨山脈北部に位置する雄大な連峰。古くから信仰の対象とされてきた霊山です。登山口となる室堂までは立山黒部アルペンルートからアクセスできます。
キャラバンに乗る前に乗っていた車、セレナで車中泊して立山登山をしたときの話。このときの経験がキャラバン購入のきっかけにもなりました。
立山へは富山側から黒部アルペンルートに入り、立山三山のひとつ雄山の頂上を目指します。
目次
セレナ最初で最後の車中泊
日本三大霊山のひとつ、立山登山を決めたとき、セレナで家族4人初となる車中泊を決行しました。
今思うと車中泊というよりただ車にタオルケットを持参して寝ただけ。登山目的で何の知識もなくいってしまいました。セレナのシートはフラットモードはあるものの就寝するにはやはりデコボコが気になります。サンシェードの目隠しもありません。
快適な位置で寝ようとすると子供に蹴られるし、近くのコンビニを出入りする人は気になるし、父と母はよく眠れません。(子供は比較的よく寝ていましたが)
このときの経験が結果、キャラバン購入の後押しになり、3カ月後には納車に至りました。
ただこのときは私に知識がなかっただけでセレナでももっと快適に過ごす工夫はできたはず。特に登山での車中泊は眠れないとその後の行動に影響がでます。最低限、
- POINT
- フルフラットにしたシートのデコボコを緩和し水平にする。
- 窓の目隠しをする。
この2点をこなすだけでだいぶ快適性はアップします。
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立山へのアクセス
富山側からの立山へのアクセスは以下のようになります。
- 立山駅(駐車場)~美女平 ケーブルカー
- 美女平~室堂 高原バス
立山黒部アルペンルートとしてそれぞれの区間の片道、往復切符がwebで予約できます。黒部ダムを観光するのであれば長野側扇沢からアクセスしましょう。
立山駅からいざ出発
駅周辺には900台分の駐車場があるようです。遅くなると遠くに停めることになります。車中泊をしてしまうか、早めに着くのが吉ですね。立山駅のケーブルカー始発は6:00です。
富山県立山駅
駅前に売店があり、そこで山頂で食べるおにぎりを購入しました。
美女平から高原バスで室堂へ
ケーブルカーをおりるとすぐに高原バスへ。標高1500mをかけ上がります。途中称名滝が見えるポイントがあるので行きはバスの左側席にいるとよく見えます。
一気に森林限界を越えて視界が開けてきます。
室堂から登山開始!
室堂に到着。ここまでは多くの観光客が訪れることもあり、売店やレストランなど施設が充実していました。室堂を出るとてっぺんを雲に覆われた凛々しい雄山が姿を現します。
ところどころに雪渓が残っており慎重に進みます。浄土山を眺めながら歩きます。
中間地点 一ノ越山荘
一ノ越山荘を過ぎると岩がごろつき、ザレた箇所がでてきます。兄とさらに慎重に登ります。
兄は一年前、乗鞍挑戦したときに高山病の症状が出てしまいリタイアした苦い経験があります。こまめに休憩を取り、深呼吸を繰り返しながら進みます。
3,003m 雄山頂上へ
乗鞍の失敗の経験があってか順調に登り切った兄。兄にとって初めての3,000m峰の頂上です。
持参したおにぎりと売店でとん汁400を購入し、一服。このとん汁のおいしかったこと。インスタントですが。高山価格も納得です。ここまで運んでもらってるんですから。
立山子供と登山まとめ
- POINT
- 立山は小学生からでも楽しく登ることができます。
- 車中泊登山では快適に睡眠できる事前準備を。
そんなに危険なところもありませんが天候が変われば夏場でも気温は大きく下がります。ウェアだけでなく帽子に靴など最低限の装備を整えて臨んでくださいね!