NV350キャラバンを購入してはや3年。我が家もまだまだ初心者ですがだいぶ快適に車中泊を過ごせるようになってきました。
車中泊を快適に過ごすには、家族全員が無理な体制をとることなく就寝できることが一番のポイントになります。
夫婦プラス子供2人の計4人の我が家が快適に車中泊できるキャラバンの仕様をご紹介します。
目次
就寝スペースの確保
車中泊の成否はやはり快眠できるかどうかが大きなポイントです。まずは家族4人の就寝スペースをどのように確保しているかについてご説明します。
車中泊を始めるにあたって、もう少し細かな注意事項や持ち物については以下の記事にまとめていますのでよければご覧ください。
参考:【車中泊の始め方】子供と一緒に車中泊で旅行やアウトドアを楽しもう
ベッドキットの普段使い
快適な寝床を準備するのにかかせないもの。まずはなんといってもベッドキットです。キャラバン専用に様々なメーカーからベッドキットが発売されており、好みのものを選択することができます。DIYに自信があれば、ベッド自体を自作するという選択肢もありますが、そんなスキルもない我が家はキャラバン専門のパーツショップ『Body Line』製の『ベッドキットタイプⅡ』を取り付けました。
その他キャラバンにおすすめのベッドキットはこちら
【NV350キャラバン】家族で車中泊におすすめのベッドキット7選
ユーティリティナットを使用できるので、インターネットで注文後、自分でも簡単に取り付けることができました。
足場を4か所固定してレールを取り付けたら、後は4枚のベッド板を順番に乗せるだけです。レールは5段階で高さを調節できますが我が家の場合一番低い高さ(高さ35cm)に設定しています。理由は後程。
ベッド下(2列目後部まで)で横150cm×縦180cm×高さ35cmというかなりのスペースを確保できます。2段の荷室としてかなりの広さ。
ベッド下にはコンテナボックスやイス、テーブル等の長物の荷物など。ベッド上はエアーマットを4枚常時敷いており、いつでもリラックススペースとして使用できるようにしています。キャンプのときなどはこのまま荷物を積載していきます。
ベッドキット車中泊モード
我が家が『Body Line製 ベッドキットタイプⅡ』を選択した一番の理由。それは一番前のベッド板を1列目と2列目シートの間に設置し、「広大なフルフラットスペースを得る」ことができるということ。
2列目シートを後ろに倒すことで縦およそ300cmのフルフラットスペースを確保することができます!
1列目と2列目シートの間に土台を準備します。もともとここに設置するための足が4本付属しているのですが、ネジで固定するタイプだったため利便性を考えて土台に乗せるだけになるようにしました。
土台として使用するのはセノビーの高さ32cmのタイプです。高さ調節のためホームセンターで購入した板を挟んでいます。
板の移動が完了したら2列目シートを後ろに倒します。その際もともとあるレールが邪魔になり、2列目をフラットな状態まで倒すことができないのですが、ここがこのベッドキットの秀逸なところ!このレールの邪魔な部分を収容することができるのです。
邪魔なレールがなくなれば、後はシートを倒すだけ。
2列目シートを全部倒した高さに合うようベッドキットの高さも調整されています。これで1列目の後ろから荷室の最後部までフルフラットな空間をつくることができました。
2段重ねにしていたエアーマットを移動させれば
家族4人で就寝できる車中泊モードの完成です!
荷室の荷物はパイプラックに引っ掛ける
荷物がかさばるとせっかくのスペースが狭まってしまいます。そこで取り付けたのは『オグショー』製『ESサイドマルチパイプラック』。
S字フックとハンガーの組み合わせでリュックや上着など大概のものは引っ掛けて収納することができ、就寝スペースを最大限に広げてくれる優れものです。
こちらもインターネットで注文して自分で取り付けることができました。
さらにこのパイプラックにロープを通して、いろいろと物を干すのに使用しています。タオルを干したり、スキーの帰りなどはグローブやゴーグルを干したりと何かと便利です。
LEDルームランプで明るさを確保
ルームランプは純正からユーアイビークル製LEDルームランプに交換しています。
純正と比較して十分な明るさを得られるだけでなく、バッテリー上がりの不安も解消することができる優れもの。
車中泊におすすめの照明・ランタンはこちら
【NV350キャラバン】車中泊におすすめの照明・ランタン紹介
サンシェードで目隠しをしよう
車中泊の際、夜に明かりをつけると社内が丸見えになってしまいます。プライバシーの観点から目隠しは必要です。また、サンシェードは外の明かりを遮断してくれて断熱・保温の効果もあり。中が見えないことで防犯の対策にもなります。まさにいいことづくめ。車種専用のサンシェードがありますので是非利用してみてください。あるとないとでは大違いですよ。
我が家では評判の高い『アイズ』製『マルチシェード』を使用しています。荷室の3枚は常時付けっぱなし。フロント部とスライドドア部は写真のように100均のランドリーボックスに収納し、いつでも使用できるようにしています。
マルチシェード3年使用後のレビューはこちら
NV350キャラバン【アイズ】マルチシェード・ロールバグネットレビュー
ポータブル電源があればさらに快適に
車中で電気が使用できると車中泊がさらに快適になります。スマホやカメラの充電目的であればモバイルバッテリーでも十分かもしれませんが、充電できる容量もさらにパワーアップしますので安心感が増します。
ポータブル電源は災害への備えにもなりますので車中泊と合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
参考:ポータブル電源で防災へ備えよう!ソーラーパネル付きアイテムの紹介
ポータブル電源でお湯を沸かす
ポータブル電源の車中泊での利用方法を1つご紹介します。我が家では電気ケトルを使用してお湯を沸かすのに使用しています。
ポータブル電源はAC電源を利用することができます。持ち込める家電があれば大抵のものは使用できてしまいます。(消費電力、出力量によって異なります。)
もちろんカセットコンロ等でお湯を沸かすことも可能ですが、火を使うのは子供もいると何かと不安ですよね。電気なら何かと安心です。我が家はこちらの商品を使用しています。
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容器がシリコン製になっていまして写真のように折りたたんで収納することができます。その他お米を炊いたり、温野菜を調理することもできるようです。
我が家ではツールボックスに電気ケトルと水(ペットボトル2L)、スープデリやインスタントコーヒーなどを常備しています。温かい飲み物は冷えた体を温めるのに有効です。
スキー場での昼食としても重宝しています。
上の写真はSLOWERのツールボックスで、蓋を簡易的なテーブルとして使用することができます。
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洗濯物には蓋をする
最後に車中泊旅行では当然、着替えが発生します。連泊となると溜まった洗濯物を保管しなければなりません。
この手のボックスは普段はペシャンコの状態で収納できるので重宝します。洗濯物を入れるのに蓋つきのものを探していたらちょうど良いものがありました。
特に寒い時期になると湿ったものをそのまま社内に置くと結露をよりひどくします。蓋をし、湿気を外に漏らさないことで結露の対策にもなります。
快適車中泊仕様まとめ
- POINT
- 家族構成に合わせて最適なベッドキットをチョイスする
- 就寝スペースを確保するため荷物は引っ掛けて収納する
- 必ずサンシェードで目隠しをする
- 洗濯物は蓋をして収納するとよい
快適車中泊仕様のご紹介、いかがでしたか?車中泊は慣れと経験でどんどん快適になります。まだ車中泊をしたことがない方は是非、まずは1泊車中泊を実行してみてください。この記事が参考になりましたら幸いです。
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